三原色

作詞 sora

作曲 toru


生ぬるい風の中
この街の隅っこで
ひっそりと息をひそめて
でも確かに存在を残してる


深緑の薄暗い平原
取り留めもなく感情が流れ出ていく
ただ待つことでしか
存在意義を示せないのか


僕らがずっと捜してたもの
胸の端っこ抓んでるもの
思い出せずに佇んでいる
あの日の僕から替われずにいる


叩いてみたよ えぐってみたよ
涙無きすすり声でそれを洗えた喜びが
通い繋がり分け与える悲しみに
驚くほどに僕は冷静さ


青黒く圧し掛かる雲
行方しれずも気心ままに
社会的音声複合体と僕
存在の相違の境はどこに


当て無き日々も崩れる夢も
回る回る世界は回る
照らして紡いで生きて讃えて
乗せて描いて託して結んで


太陽の光雲を突き抜け
これで全てがそろい踏みだろ
傷つけた事も無駄じゃなかった
残せた示せた 不確かな存在


叫んでいたよ 溢れて来たよ
無邪気さ漂う顔でそれを示せた喜びと
青流れゆき 緑なびき 廻り会う
赤く染まった僕の 足元